日本では上野動物園のシンシンとその赤ちゃんパンダ🐼が話題になっている、ここ最近ですが、
先日geohotことGeorge Hotzの設立したスタートアップ"Comma.ai"のリポジトリを何気なく見に行ったら、
どうやら彼らが新しいプロダクトを作っていることが判明。
プロダクトの名前は"Panda"。
調べてみるとTechCrunchに記事があった。
どうやら、日本語版のTechCrunchにはこの記事が翻訳されて掲載されていないようだったので、
簡単にこのブログで紹介する。
なお、私はこれらの分野に関する知識について非常に疎いため、記載内容に誤りがある可能性がある。
その際はコメント欄やツイッターなどから間違いを指摘いただけるとありがたい。
なお、comma.aiとは何か?どういうプロダクトを作っているか?などについては割愛する。
※昨年の彼らの動向について知らない方々のために、下記の記事を参考として貼っておく。
Pandaについて
comma – introducing comma three
Panda自体は上記Comma.aiのトップページにも写っている、白と黒のドングルであり、
このようなドングルは例えば"Mojio"のような他のプロットフォームでも使用されているものらしい。
Pandaは"Chffr"というアプリとペアにすると、車内のすべてのセンサーから録画を開始できるようで、
このChffrは基本的にクラウドに接続されたダッシュカメラであり、事故のビデオを録画したい人や、運転している様子を見たい人に便利なようだ。
iPhone版アプリのサムネイルを見てみたが、色々と情報を取得できそうで面白そうだった。
https://itunes.apple.com/us/app/chffr-dash-cam-that-remembers/id1146683979?at=10l8JW&ct=hatenablog
このChffrを使って得たデータを"Cabana"と呼ばれる、CAN(Controller Area Analysis)ツールで、取り込んで解釈するようだ。
CabanaのDemoはこちらから見れる↓
(アクセスペダルやステアリングコントロールなど、様々なデータが取れていることが分かる)
なお、Pandaは車のOBDII portに繋いで使うらしい。
(1996年以降の車は皆このportを持っているらしいが、車に疎い私にはよくわからない。)
comma – introducing comma three
TechCrunchの記事によると、少なくとも1000台を販売すること望んでいるとのこと。
また、現在73人のComma.ai愛好家がテストをしているようだ。
以下はTechCrunchからの記事の引用である
“We’re trying to solve a really hard problem and basically there are only three real competitors:
Waymo, Tesla and us. We’re all coming at it from a different angle,” he said. “I can get a lot of smart people working on it for me if I open everything up like this.”
私たちはとても難しい問題を解決しようとしている。
そして基本的には、Waymo、Tesla、私たちという3つの本当の競争相手しかいない、とのこと。
WaymoやTeslaもクールな企業だし、今後のgeohotとComma.aiの動向からも、やはり目が離せなそうだ。