at backyard

Color my life with the chaos of trouble.

Final Fantasy 2のストーリーに対して思うこと

下書きフォルダからこんな文章を見つけた。 今見返しても、まあ、割と悪くない、というかFF2をプレイしてみたい気持ちになったので、公開しようと思った。

以下、本文。


私はFFは5から遊び始めており、PSで出たFFコレクションで4はプレイしたものの、3以前はプレイしたことがなかった。
先日FF2のストーリーが不意に気になり、下記の動画を見てみた。

youtu.be

これが、なんともリアリティに溢れるストーリーですごいなと、、、まるで凄くリアルな世界を描いた、映画のような話だった。
画面の中に引き込まれつつ、一気に見てしまった。

以下、ネタバレ含みます。

Final Fantasy 2の世界観

FF2のストーリーで印象的なのは、戦争を中心に進んでいくストーリー展開、そして物語が進む中で身近な人間が何人も犠牲になっていくこと。

最後、数々の犠牲を経て主人公たちはようやくラストボスを倒し、世界は復興に向けて動き出す。

一見ハッピーエンドのように思われるが、そこで交わされる主人公たちの会話はそんな生易しいものではない。

"おれたちはいろんなことを知りすぎた...もう昔には、帰れない..."

仲間の一人が言い放ったそのセリフに対して、主人公はただただ肯定することしかできない。

この戦争は結局何を生み出したのか?

そんな問いにリアルワールドを生きる我々も答えられない。
そこにはたくさんの正義と思惑と、私の想像もつかないような何かがうごめいているのだろうから。
ただ一つ間違いないのは、戦争はたくさんの命と財産、それに付随するかけがえのないたくさんのものを失うことだ。

そのことをFF2のプレイ動画を見て、強く感じた。
だから、ラストボスを倒してエンディングを迎えたのにも関わらず、気持ちはそれほど晴れやかにはならなかったし、エンディングを終えたあとも、心はドコか沈んだものだった。

これは間違いなく名作だと思った。(ゲームはプレイしていないんだけどね、、、!!)

※一国を支配する工程としては、それが彼にとって国を守る彼なりの正義だったのかもしれない。魔物にとりつかれるようなリスクは取るべきではなかったと思うが。