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Dyson V6 Triggerを使ってみた率直な感想

去年、会社の忘年会のゲームにて"Dyson V6 Trigger"を当てた。

"Dyson V6 Trigger"とは先鋭的な家電製品を作っているDyson社が売り出しているハンディ掃除機である。
公式サイトを見れば、この会社がどんなコンセプトで家電製品を作っているかが分かることだろう。

と、ま、何となくこんな感じの入りで文章を書き出してみたが、
その忘年会でDysonを当てた後、同じ会社の女性社員から、
「同じものを買おうとしているんだけど、実際使ってみた感想を教えてー」と言われていたので、
実際に使ってみた感想を伝える前に、一旦内容をまとめようと思い、
まとめるついでにブログに書こうと思った次第。

というわけで、この記事はタイトル通り、"Dyson V6 Triggerを使ってみた感想"となる。
ちなみにこんなやつ。

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使ってみた感想

先に全体的な感想を書いておくと、掃除機のサブ機として使う分には良い商品だと思う。
掃除機版ハンディモップという感じが個人的にはする。
ただ、文句なしに良いわけではなく、色々とDyson社が改善すべき点は見られるし、
全体的には不満が多く残る。
これは私が勝手に期待しすぎていた部分も多くあることを付け加えておく

っていうか、手持ちで持ち運びできる掃除機なのに、この充電の持たなさは一体何なんだよ!!!!!!と、まずはちゃぶ台を返したい。

良い点

  • 持ち運びが楽
  • トリガー式のスイッチ
  • 管理が楽ちん
  • ゴミをきちんと吸い取ってくれる吸引力の強さ

持ち運びが楽

見た目からもわかると思うが、非常に持ち運びが楽である。
家中気になる場所に持っていってササッと掃除ができる点はとても良い。

トリガー式のスイッチ

Triigerという名前の通り、スイッチがトリガー式となっており、トリガーを引いたときだけ掃除機が稼働してくれる。
ホコリが溜まっている場所を見つけたら、トリガー引いて吸い取って、ハイ終了、と言った具合にフットワーク軽く掃除ができる。
ハンディモップに近い。

管理が楽ちん

ゴミ溜まったら、ボディに備え付けられているレバーをいじると、すぐに蓋が開いてホコリを捨てられる。
フィルターも水洗いできるし、ボディ自体も小さいので、管理コストは低いと思う。

ゴミをきちんと吸い取ってくれる吸引力の強さ

吸引力がうんたらかんたら、とCMでやっているように、吸引力は強い。
ホコリのある場所に標準を定めて、トリガー引けばあっという間にホコリが視界から消える。
ただ、本当に吸引力が衰えないかは今後チェックしていく必要がある。

三種類の吸い取り方

という三種類のお掃除モジュールがついており、これらを使い分けながら細かなホコリを吸い取れるのは便利だと思う。
個人的によく使うのはコンビネーションノズルで、ハンディモップでホコリがたまったところを吹くとホコリが舞い上がるが、これを使うとホコリを舞い上がらせることなく吸い取ってくれるので、とても重宝している。

悪い点

  • 電池が持たない (その上、充電三時間半)
  • うるさい
  • メインマシンとしては全く使えない

電池が持たない (その上、充電三時間半)

上にも書いたが電池が持たない。
20分くらい使っているとすぐに電池切れてしまう。で、充電に三時間半もかかる。
私は忘年会の景品でこれを手にしたので特に気にならないが、これを自腹で買っていたら、たぶんすぐに返品手続きをとるかもしれない。
これは釣りでも何でもなく、割と真面目な意見である。
持ち運びできるその気軽さを売りにしているのに、充電が圧倒的に持たないのは、致命的ではないだろうか。しかも用途が掃除なので、これは使えないと思う。

うるさい

稼働音が絶望的にうるさい。
この一言に尽きる。とにかくうるさい。しかも妙に高音が耳に来る稼働音なので、夜にこの掃除機は使えない。
仕事から帰ってきた夜に、ちょっとホコリが溜まっているところを掃除したいなと思っていても、このうるささでは掃除ができない。

メインマシンとしては全く使えない

これは、そもそも悪い点ではないかもしれない。
あくまでハンディ掃除機として売り出しているからだ。
だが、一応書いておくと、立ちながら床掃除をすることはこのマシンではできない
基本的にノズルは短いので、例えば床の隅っこを掃除するにもしゃがむしかない。しかもノズルが短いので、以外に奥まで掃除ができない。
これは非常に残念な点である。

別売りで長いノズルがあれば良いなと思い調べてみたら、良い記事を見つけたので下に貼っておく。

ダイソンV6 TRIGGERに延長管は付属されていないのか?(質問・回答)

まとめ

個人的にはDysonは先鋭的な企業だと思っていて、勝手に家電業界のAppleみたいなものだと思っている。
これを使えばiPhoneを触ったときのような感動を得られるのだろうとDyson V6を手にして、勝手に考えていた。
要はかなり期待していたわけだ。

そのため細かな部分に不満を感じることとなってしまった。
特に充電、騒音あたりはユーザ体験を著しく下げるポイントだし、かなり残念である。
私自身は家電のことなど全くわからない素人なので、こんなふうに好き勝手に言ってしまっているが、もし購入を考えている方は一度様々な購入者のレビューなどを腰を据えて読んでから購入に踏み切ったほうが良いだろう。

http://www.dyson.co.jp/dyson-vacuums/handheld/dyson-v6/dyson-v6-trigger-blue.aspxwww.dyson.co.jp

フォローするわけじゃないが、友人がサイクロン掃除機をもっているが、これはすこぶる良いらしい。

後日談 - 2017/2/18

女性社員に上記の使ってみた感想を伝えたところ(勿論、もう少しオブラードに包んだ言い方にしたが)、
彼女は購入を見送ることを決めた。
気がついた時にいつでもササッと使える掃除機を求めていたので、20分で充電が切れてしまう掃除機では用途に合わないと判断したとのこと。

ダイソンには次のアップデートで、電池の持ち時間を3時間ぐらいに伸ばしてほしいと強く願う。

最後にフォローするわけではないが、
排気はとてもきれいなので、掃除機を使っていても部屋の空気が汚れないのは良い点の一つだと思った。