Beaglesの7枚目のフルアルバム "In Rotten Strawberry Pie"を春先頃に配信開始します。
タイトルの通り、Beaglesの7枚目のフルアルバムの配信手続きを先日Frekulで行いました。
※Frekulとはなんぞや?という方はこちらの過去記事を参照
この7枚目のアルバムは、たぶん5年以上前に作成していた楽曲によって構成されています。
つまり最新のBeaglesではありません。が、作品としてリリースするに値する音源ではあります。というか、ずっとリリースはしたかったので、ようやく出せるという気持ちです。
(関係ないけど、Beaglesでは当時の未発表音源が大量に残っていて、それらをどういうふうにパッケージングするかというのも常に悩みだったりします)
今回はこのアルバムに関することを少しだけ書いていきます。
この7枚目のアルバムは大きく分けて、Beaglesの2つの側面を押し出した作品となっています。
- 1つ目はサンプリングミュージックに影響を受けたBeagles
- 2つ目はグラインドコアに影響を受けたBeagles
声と日常の音だけで構成されたポップソング
当時日常の音でいかに楽曲を構成するかを常に命題としてBeaglesは一時期楽曲を作成していました。
その時の成果は下記のような楽曲としてアウトプットされています。
楽器を使うのではなく、日常の音をいかに使って音楽として成立させていくかというのは、今の自分の中でも流れ続けているテーマであり、音楽的好奇心が尽きない分野でもあります。
例えば下記のような試みでも、そのような思想は反映されています。
ちなみに前作の6枚目から常にそのような試みは行われていましたが、よりディープに試してみた成果がこの7枚目には現れています。
(上に貼った2曲の楽曲がまさにそれ)
グラインドコアに影響を受けたBeagles
またBeaglesではグラインドコアにも多大なる影響を受けてきました。
下記のような曲もそうですし、上に書いたサンプリングによる楽曲制作手法と掛け合わせて、日常の音を使ったサンプリングコラージュのような楽曲も作っています。
この7枚目からは騒々しく、衝動のみで突き進むBeaglesの側面が現れているかもしれません。
まとめ
というわけでこの7枚目のアルバムについては、前作、全然作と比べると、もう少し荒削りな響きを伴ったアルバムになったと個人的には感じています。
原点回帰というわけではないけど、感覚的には1枚目のアルバムの手触りに近いかもしれません。
配信開始しましたらまたこちらでお知らせさせていただきます。