Slackのフリープランが変更されることについて以前書きました。
今後は90日より前のメッセージは消えてしまうが、それらのメッセージについてもどんなやり取りをしていたかは後からでも確認できるようにしたかったので、Slackからダウンロードできるエクスポートデータを やり取りが可視化できる形に変換してExcel化する
ツールを書きました。
Goを勉強したかったゆえ、Goで書いています。
(その割にパッケージ名が全くGoっぽくない...)
ツールのインストール
インストールは下記で実施します。
(PCにGoがインストールされていることが前提です)
go install github.com/shinshin86/slack-export-data-to-excel@latest
Excelバックアップ手順
下記のドキュメントに従ってSlackのエクスポートデータをダウンロードしてください。
次にこれを適当なディレクトリで解凍後、下記の要領でコマンドを実行すればエクスポートデータを元にExcelが生成されます。
<export data path>
には解凍したエクスポートデータのディレクトリを入力してください。
slack-export-data-to-excel <export data path>
このツールのできないこと
あくまでSlackのエクスポートデータを元にしてバックアップを生成するため、当然エクスポートデータに含まれないデータはバックアップされません。
上のキャプチャにあるようにプライベートメッセージやDMなどはバックアップ取れないのでその点ご注意。
あと、SlackのエクスポートデータはGUI上でポチポチしてダウンロードするしかない?ので、毎月決まった日にバックアップ取るとかはできない。
そういう点から見ると、cronなどで毎月自動バックアップしてGoogle DriveやDropboxなどに格納させていくようなことはこのツールでは不可能ですが、まあそんな感じの温度感で触ってやってください。