ChatGPTでHello Worldするまで(Node.js)
ChatGPTのAPIでHello worldするまでの備忘録。
といっても思ったよりも簡単だった。
なお、Open AIのアカウントはChatGPTを利用するためにすでに作成済みだったので、アカウント作成はすでにしてある前提。
またChatGPT APIの詳細な内容なども省略する。
ChatGPT APIで利用するキーの発行方法
以下のリンクにアクセスしてログインする。
https://platform.openai.com/account/api-keys
すると、キー作成画面が出てくるので、Create new secret key
のボタンを押すことでキーが発行できる。
これでキー発行は完了。簡単すぎる...
ChatGPT APIの利用料とお試し用のクレジットについて
ChatGPT APIは有償のサービスだが、なんとFree trialが用意されていて、$18文が利用できるようだった(※有効期限付きなので注意)
クレジットや有効期限などはアカウントメニューの manage account
というところから確認ができる。
なお、ChatGPT APIのpricingは以下となる。
( $0.002 / 1K tokens )
Node.jsでHello worldだけ実施する
ひとまず一度動かしてみたかったので、下記のドキュメント見ながら実行してみた。
https://platform.openai.com/docs/api-reference/chat/create
画面の右上部分にサンプルコードの言語を切り替えるボタンがあるので、こちらをNode.jsに変更してサンプルをコピーする。
また実行の際には下記のnpmパッケージを入れる必要がある。
Hello worldを実行するまでの作業ログ
ここからは実際に行ったことの作業ログ。
適当な作業ディレクトリで作業している。
# プロジェクトのセットアップとopenaiのインストール npm init -y npm install --save openai # ファイル作成。ひとまずcommon.jsで書いていく touch main.js
main.js
の中身
内容はOpenAIのドキュメントを引っ張ってきただけだが、CommonJS形式で動かすために少しいじっている。
CommonJSで動かそうと思ったのには特に理由はない。
const { Configuration, OpenAIApi } = require("openai"); (async () => { const configuration = new Configuration({ apiKey: process.env.OPENAI_API_KEY, }); const openai = new OpenAIApi(configuration); const completion = await openai.createChatCompletion({ model: "gpt-3.5-turbo", messages: [{ role: "user", content: "Hello world" }], }); console.log(completion.data.choices[0].message); })();
あとは先程取得したキーを使って以下のように実行するだけ。
OPENAI_API_KEY=**** node main.js
以下のようなレスポンスが返ってくるのが確認できる。
{ role: 'assistant', content: '\n\nHello! How can I assist you today?' }
これでひとまずhello worldまでやれた。
APIキーの取得は簡単だし、試してみようと思った際の敷居が低いのは大変良い。