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MacBookのキーボードで満足していた自分がREALFORCE R3HC23購入に至るまでと、Mac用のセットアップメモ

最近Twitterでも呟いていたがREALFORCE R3HC23を購入した。

MacBookのキーボードで満足していた自分がREALFORCE R3HC23購入に至るまで

もともとキーボードはそこまで興味がなかった、というか以前FILCO Majestouchを試してみて、やはりMacBookのキーボードが一番しっくり来るなと思い直したこともあって、あまりキーボード方面には興味が行かなかったが、最近rebuildで話題に上がっていたキーボードの話を皮切りにYouTubeでキーボード関連の動画を見ていたら、面白そうなチャンネルをYouTubeのレコメンドアルゴリズムがどんどん勧めてくるものだから、せっかくだから自分もたまにはキーボードを買ってみるかとついつい興味が出てきてしまった。

rebuild.fm

結構仕事でも色々と文章を打つことが多く、最近手の疲れを感じる瞬間が何度かあったので疲れにくいキーボードを購入するというコンセプトのもと、少しずつキーボードを探したりしていた。

といっても、キーボードは実際に触ってみないとなんとも言えないのが正直なところで、仕事が自宅メイン、かつ出不精の自分にはなかなかキーボード欲を刺激される瞬間というのが訪れることはなかった。

...だが、先日外出した際に何気なく寄った家電量販店にリアルフォースがおいてあり、たまたま触ったR3HC23が自分にとってドンピシャだったので、触った翌日に購入を決意した。

私のキーボードの好み

もしこの記事をREALFORCE R3HC23の購入を検討しようと考えている人が読んだ際に参考になるように、予め自身のキーボードの好みも書いておくことにする。

私はMacBookのキーボードの感じが好きで、2016年ぐらいに出ていたペチペチタイプのキーボードも全然行けるタイプ。
あれはキーストロークがかなり浅くてペチペチうるさいと言うので結構評判は悪かったと思うが、私はキーボードを押し込むタイプではなく撫でながら打てるタイプのものが好みなので、ああいうタイプでも結構楽しんで打てた。

あとは最近のM1, M2系のキーボードも好きだ。まあ、こちらのほうがペチペチ感はなくなり、以前のような感じのキーボードに戻ったので、こちらのほうが好きという人も多いだろう。
(ただ2012年頃のMacBook Proを今でも触る機会があるが、あの頃よりは押下圧?やキーストロークの深さは浅くなっているように感じるし、今のタイプの方がやはり薄いようには感じる。そして今ぐらいのバランスが良いなと個人的には感じる)

色々とグダグダ書いてしまったが、私のキーボードの好みとしてはいま出ているM1, M2 MacBook Airのキーボードの感じが好みだ。

なので、こういうタイプのキーボードに不満を感じる方は私のこのレビューは当てにならないと思う。

REALFORCE R3HC23が良いと思ったポイント

では、早速私が良いなと思ったポイントをいくつか書いていく。

押下圧30gの打ち心地の軽さ

まず何より押し心地が良かった。 REALFORCE R3HC23は押下圧が30gでだいぶ軽い。

色々とYouTubeを見ていると30gは軽すぎるという意見も目にするが、私にとっては45gは重すぎるように感じた。

ちなみにFILCO Majestouchは黒軸を使っていたが、今押下圧を調べてみたらどうやら60あったらしい...!!
FILCO Majestouchを手放した理由の一つに、打っていたら手が疲れる、というのがあったが、自分が求めているキーボードからはだいぶ離れたものを選んでしまっていたらしい。
(まあ、当時はキーボードのこととか全く詳しくなかったのでこれはしょうがない)

静電容量無接点方式のスコスコ感

私は静電容量無接点タイプのキーボードを触るのは初めてなのだが、なるほどこれがスコスコ感というやつかという感じがする。

R3HC23は静音タイプなので打鍵時の音はかなり静かなので、仮に他人もいるようなオフィスなどで利用してもあまり気にならないような気はする。

音としては高音は少なめで、全体的にこもったスコスコというような音がする。

特にスペースキーは低音が豊かなスコスコ感があり、スコスコ感が強めだ。

※語彙がスコスコしかない...

あと底打ち感がないのも良い。

最後まで押し切る前に反応してくれるので、撫でるような意識でキーボードを打っても割と違和感なく文字を打てる気がする。

そのためMacBook AirからREALFORCE R3HC23に持ち替えてもそれほど違和感を感じずにスイッチできるのはかなり良いなと思った。

私は現在業務シーンによって複数のPCを使い分けている形で、常にリアルフォースだけで仕事ができる状態ではないため、あまりREALFORCE R3HC23に体を最適化しようとは考えていないが、逆に最適化しなくとも違和感なく使えるというのは求めていたものだったので結構良いかもしれない。

ブルートゥース接続可能な点

これは買ったあとに気づいたのだがREALFORCEのR3シリーズからBluetooth接続可能なモデルも発売されたようで、私が購入したモデルはまさにそのタイプだった。

Bluetooth接続については今まで使ったことがなかったし(というかほとんどラップトップのキーボードしか使っていない)どっちでもいいかなと思っていたが、いざ使ってみるとやはりこれはとても便利だ。

10分利用していないと接続が切れ、再度電源を入れる必要がある点が微妙というコメントもあったが、電源ボタン一秒押せば済む話だし(ここらへんは個人的な意見)、今現在は設定でスリープに入るまでの時間を最大で180分まで伸ばせるようになったらしいので、そこらへんが微妙に感じていた人もあまり気にしなくてもよいのかもしれない。

とにかく無線接続でキーボードが打てるとデスク環境も色々と変えられるし、ここらへんは面白いなと思った次第。

もちろん有線接続も可能な点も良い。

ちなみに後述するがREALFORCEのソフトウェアをインストールしてそのソフト内で色々とキーボードの設定を変える際は有線接続していないと私の場合は認識されなかったので、有線接続は必須なのかもしれない。
(私だけかもしれないが。あといちど設定してしまえば当然Bluetoothモードでもその設定は維持される)

REALFORCE R3HC23をMacBook Airで利用するために行った設定

ここからはmacユーザ向けの内容となる。

このREALFORCE R3HC23はWindows用配列となるため購入してすぐ利用できない点には注意が必要である。

ただいくつかのセットアップを行うことで現在違和感なく利用できているので、そのセットアップ内容をこちらにも記載しておこうと思う。

Bluetooth接続

まずはmacに限った話ではないが、最初にBluetoothの接続手順である。

リアルフォース側の接続方法は説明書などにも書いてあるので迷うことはなかったのだが、mac側の操作で少し手間取ったのでそちらについて書いていく。

macの設定からキーボードを選択した先の Bluetoothキーボードを設定 という箇所から設定する、とリアルフォース側の説明書には記載されていたがそちらではキーボードは認識されずBluetooth環境設定画面の方で接続を実施した。

何故かそちらでは正常に認識されていたので他のBluetooth機器同様に接続を選択して設定した形となる。

REALFORCE ソフトウェアのインストール

下記からmac向けのソフトウェアをインストールする

www.realforce.co.jp

使い方などは以下のページに記載されているので一目目を通したほうが良い

※個人的には使い方があまり直感的ではなく、最初よくわからない状態になったのでこういうソフトを使い慣れていない人は見ておいたほうが良いかも

www.realforce.co.jp

上でも書いたがソフトウェアをインストール後、起動してキーボードの設定を行う際は有線接続していないと私の場合は認識されなかったので、もし同じような症状になった方は参考にしてみてください。

キーのリマップ

上でインストールしたソフトウェアを用いてキーのリマップをしていく。

私は以下のような設定を行った。

  • Caps lockCtrl の入れ替え
  • 無変換→英語変換に変更
  • 変換→かな変換に変更
  • AltCommand に変更
  • WindowsキーOption に変更

これで私の場合はmac環境で違和感なく操作ができるようになった。

パームレストの存在

写真は本一冊だが、このあとにもう一冊足して二冊構成となった

これはTwitterにも書いたが、パームレストがないと結構打ちづらいことに気づいた。

我が家にはパームレストなんてものはないので、本棚から適当な暑さの本を二冊持ってきてキーボードの前に置いて使ってみたが、これがかなり良い感じだった。

そのうちパームレストも試してみるかもしれないが今のところはこれで満足している。

わざわざこういうタイプのキーボードを購入するような人はパームレストのこともご存知かと思うので特にこういう話は不要だろうが、結構ないと打ちづらくて満足度も激減するのでパームレスト(またはそれの代わりになるもの)は必須と考えても良いかもしれない。

以上の内容で私は違和感なくREALFORCE R3HC23を利用できている。

疲れ方がどう変わったかについてはもうしばらく使い込んでから、追記としてこちらに書いていこうと思う。

ただ今4,000文字ぐらいここまで一気に打ち込んだが、以前よりは疲れていないような気もする。が、たぶんこれはプラシーボな気もするなー