at backyard

Color my life with the chaos of trouble.

気づいたらDragon Ashの過去のアルバムもApple Musicで聴けるようになっていた!

目次

Life goes onのPV、かっこよいよね。

少し前にdragon ashのフル動画がyoutubeに出ていた。

www.youtube.com

ちなみにLife goes onのPV、かっこよすぎですよね。

キャップにシャツという格好で、ソファに座ってアコースティックギター。当時憧れまくりでした。

Dragon Ash、ついにストリーミング解禁!

公式が動画を上げていたようなので、もしやDragon Ashも本格的にストリーミング解禁かと思ってApple Musicで検索してみたら、下記のように過去のアルバムも聴けるようになっていた。

これは嬉しい!

ボーナストラックやGreateful daysは残念ながら収録されていない

ちなみにアルバムのボーナストラックとして収められているような曲は除外されている。
(最後の曲が終わると、そのままアルバムは終わる。hot cakeとかまた聴きたかったな...サクリマコリも良いよね!)

また、Viva la Revolutionに本来収録されているはずの greateful daysは収録されていないようだ。。
そのためこの曲が聴きたい方は現時点ではCDを購入するしかない。

メディア掲載レビュー
2枚同時発売のシングル。ZEEBRAACOが参加したヒップ・ホップ・ナンバーを収録。 (C)RS

ちなみに私は上記シングルCDを持っているが、リミックスも良い感じだし、満足度の高い一枚となっている。

Dragon Ashの思い出

最近のDragon Ashは正直ほとんど聴いていないのだが、当時はよく聴いた。
一番好きなアルバムはHarvestで、一番好きなシングルはShadeだが、ヒップホップとロッグがいびつに混じり合ったViva la Revolutionもよいし、このアルバムに収録されているレゲェ調のDark Cherriesなんて、ビートルズのRevolverの中で言う、Here, There & Everywhere並の美しさを放っていると言っても異論はないだろう(一応私はビートルズの大ファンです)

時代のカリスマを引き受けたKJが、アメリカのヘヴィロックシーンに影響受けまくって作ったLily of da Valleyや、スマパンからの影響などが色濃く染み付きながらも、青さと真っ直ぐさが瑞々しい初期の作品郡も大好きだ。
Shadeからの復活を予感させるRio de Emocionもアルゼンチン音響派あたりからの影響を感じさせつつディープな音楽性でかなり通好みな仕上がりだし、INDEPENDIENTEは"ポップでノリよく盛り上がれる"Dragon Ashの復活を高らかに告げる、ラテンやサンバをオルタナな視点からロックと融合させた意欲作だと思う。

Life goes on の底抜けポップに振り切った、KJの割り切りの良さは才能だと思う。
ぱくりと当時言われてはいたものの(そしてたしかにそれはよく似ている)、音楽オタクとしてのKJならではのサンプリングセンスなのかなと勝手に思っているし、あの時代にしかできない表現なのかもしれないとも思う。
Life goes onの次のSnowscapeへの落差も良い。いきなりデジタルハードコアな振り切り、その後のBe with youなんて当時キテレツ大百科コロ助が歌っているようにしか聴こえなかったのも懐かしい思い出。そしてこういう曲もなにげに良くて、名曲だったりする。

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KJの都会的なマッシュアップセンスとメロディメイカーぶりについて

こうやって改めて当時の曲を聴いていると、降谷建志のセンスの良さがにじみ出ていると改めて感じる。
彼の持ち味は都会的なマッシュアップセンス、それから音に現れる情緒的なメロディーだ。

あらゆる流行りの音楽をちょうどいい感じのおしゃれさにまとめてくれる彼のセンスは抜群に飛び抜けているし(彼の作る音楽は、ちょうどよいぐらいのかっこよさなのだ)、気負わず聴けるけど町並みをいつもよりもセンスよく映してくれるような雰囲気も持っている。

そんな洒落たポップセンスも持ちながら、どこか影のある美しいメロディーも書ける。

これは私の勝手な推測なのだが、ニュートラルな状態での降谷建志の感受性はどちらかという繊細でアーティスティックなように感じる。
物事に対して繊細でこだわりが強く、あまり人馴染みしなさそうタイプだ。(彼の人間性はそんなこともなさそうな気がするが)

時代の先頭に立っていた時期でさえ、Dragon Ashの攻撃性を意識させない立ち位置の曲、DarkCherriesやSubset Beach、Patienceは情緒性に溢れ、実に美しいメロディーと雰囲気を持っている。
Dragon Ash というアウトプットでなければ十分シングルカットで行けるレベルの出来だと思う。

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これらの曲からは普段の彼から感じる「こういう曲を作りたい!」、というような力の入り具合は感じない。
まるで休日に海辺のレストハウスで休暇を取りながらギターを弾いていたら思わず1曲できてしまったというような感じを受ける。
世間に向けてメッセージを発する必要のないとき、彼はこんな曲を作るのかもしれないなどと考えたりした。
(そういえば過去のインタビューでは、自分が本当に作りたいのは歌のない映像的な音楽だとか言っていた気がする。nidoのプロジェクトがたぶんそれに近いような気がする。nidoApple Musicにはださないのだろうか??余談だが、nidoのアルバムで静かなアンビエント調の曲なのに、いきなり炭酸のペットボトルを開けたときのような音が爆音で響くあの曲は何だったか、、、普通にビビってあの曲だけよく飛ばして聴いていた思い出)

ちなみに私はHarvestやShadeの時期が特に好きです。みなさんはどの時期が好きですか?

私が好きな時期(HarvestやShadeの頃)、KJの作る音楽からは当時盛り上がっていたエレクトロニカ界隈の音を感じることができた。
Aphex Twin, Mum, Autechreなどなど。ロック界隈だとRadioheadあたりか。
当時よく思い描いていたものだ。KJがナイジェル・ゴドリッチに自分のソロアルバムをプロデュースさせるという夢のような一瞬を。

話は変わるが、妻が近所の八百屋で買ってきたこの大福。うまかった。

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