オライリーから2022年の1月に発売されている日本語版の『プログラミングRust 第2版』を現在読み進めており、そちらの感想を少しずつこちらに書き残していこうと思う。
ちなみに現在11章のトレイトとジェネリクス
のところまでを読んでいる。
目次
- 目次
- 本はオライリー公式より電子版を購入した
- 私のキャリア的バックボーン
- オライリーのプログラミングRust 第2版は個人的にわかりやすかったポイント
- プログラミングRust 第2版の読み方
- 随時更新していきます
本はオライリー公式より電子版を購入した
なお、私は下記のオライリー公式ページより電子版を購入して読んだ。
読み方としては epub
形式でダウンロードし、iPhoneやmac上のブックアプリ上で読み進めていく方法をとっている。
個人的にはepub
形式のファイルをiPhoneのブックで読むのが最近お気に入りで、個人的にiPhoneのブックアプリは読みやすいし、時間ができたときにすぐ手元で読み進められるので、継続的に読書を続けられる。
(つまり積ん読になりにくい)
Amazonでも取り扱っているらしい
(なお、こちらは書籍版のみ)
私のキャリア的バックボーン
どんな人間が読んでわかりやすかったのか?
それが分からないと参考にもならないと思うので、自身のキャリアについて簡単に書いておく。
プログラマーとしては基本的にWeb系開発者としてのキャリアを歩いてきている。
主に利用している言語はJavaScriptで、Reactを使ってフロントエンドを書いたり、Node.jsでサーバサイドを書いたりしていることが多い。
(TypeScriptも触るが、現時点までの総量を見るとJavaScriptで書いていることのほうが多い)
またJavaScript以外に、Pythonのtkinterを用いてデスクトップアプリを作成したり、Goの学習も兼ねて身の回りのCLIツールをなるべくGoで書くようにしたり、Deno(TypeScript)を時々触ったりしている今日このごろ、といった形である。
Rustについては公式サイトを一通り見たり、ドキュメントを参考に簡単CLIツールやプログラムを書いたぐらい。
Rustを書こうとすると、コンパイラに怒られまくって嫌になることが多し。
なお、システムプログラミングの経験はない。
オライリーのプログラミングRust 第2版は個人的にわかりやすかったポイント
書籍を読んでいてまず一番目に良かったこととして、Rust内の文法などについて一つ一つ噛み砕いて丁寧に説明されていることが多かったのが良かった。
実際に様々な用途のプログラムを書きながら、その中で利用されている文法などを切り出して説明してくれるので、1歩1歩ステップアップしていける。
個人的に Result
型や match
式周りは苦手意識があり、なんとなく雰囲気で触っていてしまっていたが、そこらへんも理解できたことでRustに対して以前よりも親しみを覚えるようになり、以前よりも積極的にRustのコードに触れられるようになった。
またRustは自分にとって知らない概念も多く、例えばトレイトなどもよく分からないものとして脳内で処理してしまいがちになるが、書籍をもとに一つ一つ噛み砕いて学んでいけたのは良かった。
(ウェブサイトでもここらへんはもちろん学べるが、読書という形式を取ることでゆっくりと自分の頭で理解していけたのが良かったと思う。こういう部分は書籍を読むことの利点の一つだと改めて感じた)
というわけで、個人的にはお値段胃以上の価値が合った本でした。
最初システムプログラミングとか分からないけど買って大丈夫か?と考えたりもしていたが、少なくともシステムプログラミングやっていないから理解に躓く、という部分はそれほどなかったように感じる。
プログラミングRust 第2版の読み方
現在も少しずつプログラミングRust 第2版を読み進めているが、個人的にこう読むと良さそうというのが分かってきたので、個人的な読み方について書いていく。
まずプログラミングRust 第2版はページ量も多く、個人的にはかなり重厚な印象を受けている。
16章のコレクションあたりまでは律儀に読み進めていたが、ページ数も多いということもあって集中力はかなり求められる。
読書における学習効率が落ちてきたなと思ったので、実際に現実世界でRustを書いていく中でぶつかった問題や疑問を解消できそうなページにジャンプして、そちらを読むことにしてみたら、一気に読書体験が面白くなった。
具体的には最近 unsafe
周りについて興味が出てきた。
私はシステムプログラミングは初心者という感じなのだが、Rustを使ってこれをやりたいと調べていくうちに出てくるキーワードの一つが unsafe
である。
もちろんプログラミングRust 第2版にも22章に unsafe
について取り扱った章があるので、そちらにジャンプして読みすすめることで良いモチベーションを維持したままの読書体験ができた。
というわけで興味ある部分のみをつまみ食いするような読み進め方もおすすめです。
随時更新していきます
最初にも書いたとおり、まだ11章まであり、ページ数的にはまだ半分にも届いていない。
今後も少しずつ読み進めていき、また感想なども追記していく予定である。