少し前に書いて下書きフォルダに置きっぱにしていました。
理由は明確にあって、書いたはいいけど、結局APIは利用できないことが判明したので、公開しないまま塩漬けにしていました。
(2019.03
時点ではAPI利用申請は受け付けていないようですが、利用申請自体はできるようになっているので、そこのところ注意してください)
この文章自体は備忘録がてら、残しておきます。
ClypはSound Cloudの代替となるか?
Clypという音楽をアップロードしてシェアしたりWebサイドに埋め込んだりできるサービスがあります。
ざっくりと説明すると、Sound cloudみたいなサービスです。
最近Sound cloud APIを使って楽曲のアップロードをプログラマブルに行おうとしていました。
ところが、Sound cloudのAPIを使うためにはサイト上でApp登録が必要になるのですが、その機能が現在(2019.3.31時点)は使えなくなっているようでした。
そこでSound Cloudでできるようなことをできる、似たサービスがないか探してみたところ、Clypを見つけました。
まだ日本語の情報があまりないようでしたので、Qiitaに記事をポストしてみようと思った次第です。
Clypの使い勝手について
上に張ったリンクを見ていただくとわかるように、サイトのデザインはSound Cloud Likeなものとなっており、大まかに見ていけばそれほど違いはないように見えます。
細かい違いについては実際に使い始めてみてから追記していこうと思っています。
が、Sound cloudもそこまで深く使っているわけではないから、気になる方は実際にご自身で使ってもらったほうが良いかもしれません。
APIを使ってみる
APIを使うためには申請が必要なようです。
申請は下記ページのRequest API Accessから行います。
申請自体は用意されているGoogle formからいくつかの質問に答える形で行うようです。
申請に必要な情報(答えるべき質問)
2019.3.31時点での情報となります
- メールアドレス
- 作る予定のアプリケーションはどのようなものですか?
- これはWebアプリですか?CORSアクセスが必要ですか?
- CORSアクセスが必要な場合、ホワイトリストに登録する必要があるドメインはいくつありますか?
- あなたのアプリケーションが商業目的で使用される場合、そのアプリケーションに関するより多くの情報を提供してください(アプリケーションがどのように収益を生み出すかも含みます)。
- Upload APIの使用を予定している場合、オーディオファイルを無期限に保持する必要がありますか? そうでない場合は、どのような種類の保存方針が必要ですか。
- あなたは私たちの埋め込み可能なウィジェットの使用を通して、あるいは他の方法でアプリケーションの内側にClypというブランド名を見せることを期待していますか?
- あなたの予想される使い方は何ですか? (1日あたりのAPI呼び出し数)
また、APIを使う予定のアプリのスクリーンショットやモック、プロトタイプがあればapi@clyp.itに送ってほしい旨が記載されています。
結構入力内容がガッツリあるイメージですが、これぐらいしっかり申請項目を用意しておかないと、API使われまくって大変とかあるのでしょうか?
実際、Sound cloudのApp登録ができなくなっている理由としては、APIアクセスが多すぎることが原因のようです。
ちなみに自分の場合を例にすると、Request API Accessを行ったあと、下記のようなスクリーンショットを別途メールで上記宛先に、こんな感じのwebアプリを作ろうとしていますと送っています。
Clypにログインしなくとも、簡易的なアップロード画面から楽曲のアップロードをテキスト(Chagne log)と共にアップロードする仕組みが欲しく、今回このAPIを使いたいと思ったのでした。
(いかにもBootstrapでサクッと作った感じのデザインになっております...ま、一般公開する画面ではないので)
あとは返信を待つのみですが、どれぐらいで来るのでしょうか?
中を見るに審査はどうやら人力のようです。
結果
結局審査結果はいつまで待っても来ず。。。
サポートに連絡してみたところ、「今はAPIは利用申請は受け付けていないんだ。悪いけど、S3にホスティングするとか別の手段をとってもらっても良いかな?」
とのこと。
はじめに書いておいてくれよ!とは思いましたが、サポートからの返信はすぐに返してくれました。
一応備忘録として残しておきます。
最後に宣伝 (B/Wについて)
Clyp
は 私が参加しているロックバンドのB/W
で使おうとしていました。
下記で書いているようなことを当初はClyp
のAPIを使って実現できないかと試していたのですが、結局SoundCloudを使ってポチポチと手作業でやることになったという経緯があります。
よろしければ音楽の方も聴いてみていただけると嬉しいです。