調査してみた際の備忘録。
基本的な内容は下記に記載がある。
Wikipedia:ウィキペディアを二次利用する - Wikipedia
メモ
- ウィキペディアの文章素材はCC-BY-SA 3.0の条件のもとで利用できる。
- また特記がない場合はGNUフリー文書利用許諾契約の条件のもとでも利用が可能らしい。
- つまり特記がない文章素材についてはCC-BY-SA 3.0 か GNUフリー文書利用許諾契約で利用できるということらしい。
- CC-BY-SA 3.0に従った二次利用を行う場合、その形態がいかなるものであっても、著作者への著作権表示(credit)を提供する必要がある。
- 具体的には下記のいづれかの方法で示す必要がある。
- 二次利用元のページヘのハイパーリンクかURLを可能なところに表示
- 代わりに表示できるオンライン上の複製へのハイパーリンクかURLを可能なところに表示
- 著作者のリスト。(この一覧では寄与が微小あるいは無関係の投稿は除くことができる。)
- またこれらの決まりはウィキペディアのコミュニティによって作成された文章に適用されるものであって、外部を出所とする文章は追加の帰属が作品に添付される場合があるらしい(この 添付 という表現がはっきりとわからない。つまり作品上に外部を出所とする文章がある場合、それが外部の文章であることを示す必要がある、ということだろうか。ここについてはハッキリと分からないため、気になる方は上の詳細ページを読んでみてください。
- 文章素材を改変して二次的著作物を創作し、それを頒布する場合は、その二次的著作物もCC-BY-SA 3.0、またはCC-BY-SA 3.0の後継ライセンス等の条件の下で二次利用許諾されるようにする必要がある
- 文章素材を改変して頒布する場合は、改変内容(どのように改変したか)を明示する必要がある。変更履歴などを表示できればそちらを利用するが、例えばプログラム内で利用する場合などはdiffなどで示すようにすれば良さそうだろうか?
- 文章素材(またはその二次的著作物を)頒布する場合は、頒布される複製物毎にその文章素材(二次的著作物)をCC-BY-SA 3.0のもとで二次利用許諾することを表明し、利用承諾を示すURI(CC-BY-SA 3.0)を表示する必要がある。またはCC-BY-SA 3.0の利用許諾条項の写しの添付だが、この場合は最初に書いたURIを貼るというのが良さそう。
ざっくりと重要そうなところだけ備忘録がてらまとめてみたが、いずれにせよ他にも記載はあるので詳細はウィキペディアのページを実際に見てみたほうが良さそう。
なおこれらはあくまで文章素材にだけ適用されるもので画像はまた別となる。
そちらについても下記のページに記載されているので、ウィキペディアに掲載されている画像のライセンスについて調べたい方は公式ページを見てみるのが良さそう。