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Color my life with the chaos of trouble.

子供の動画依存(YouTube依存)を辞めさせた方法

少し前に下記の記事で娘が動画中毒(YouTube中毒)になりかけていると書いた。

shinshin86.hateblo.jp

あれから、このままでは良くないと妻と話し合い、娘の動画依存(YouTube依存)を解消すべく、動画中毒脱却に向けた施策を打ち始め、見事にそれは功を奏した。

といっても、やったことは単純で、

  • 動画は特別なときしか見せないようにする
  • 一緒に遊ぶ時間をたくさん作る
  • ご飯時は家族で向かい合って食事をするようにする

ということを普段の生活の中でなるべく実践するように意識して生活を送っていただけだ。

これだけのことで娘は以前のようにiPadを指差して「みる〜みる〜」と言わなくなったし、YouTubeを見ている時間は今までの1/10以下になったのではないか、というぐらいに激減した。

この結果には私や妻も驚いているぐらいだ。

具体的にどういうことをしたのか、もう少し詳細に書いていく。

動画は特別なときしか見せないようにする

以前はちょっとしたときにもYouTubeを見せてしまっていた。

YouTubeを見ているとおとなしくしているからだ。
(どうしても静かに1人で遊んでいてほしい、というシーンは育児をしていれば少なからずあるものだ)

だが、おとなしくさせる方法を、別なことをさせておとなしくさせるようにした。

1人でおままごとをさせたり(そう言えば、最近妻が娘用に小さなキッチンを購入・組み立ててくれたので、今はそちらに夢中である)、お絵かきなどさせたりしているが、一番効果があるのは一緒に遊んであげることだった。
(ここについては後述する。)

そして標題にもあるように、動画は特別なときにしか見せないというルールを勝手に親の方で作った。

最初、子供は見たがって不満を我々にぶつけてきていたが、次第にそういうことにも慣れてきて、動画は特別なときにしか見れないものなのだなということを受け入れたようだった。

ちなみに現在我が家における特別なとき、というのは、

  • 車に乗っていてぐずりだしたとき
  • 外出中、どうしてもおとなしくさせたいとき

ぐらいだろうか。

あとはよほどのことがない限り、動画は見させていない。

意外と動画が必要になるシーンは少なかった。

一緒に遊ぶ時間をたくさん作る

上でも少し書いたが、親が子供と一緒に遊ぶ時間をたくさん作ってあげることが、動画依存から脱却するための一番のキーポイントだと今回思い知った。

やはり一人遊びには限界がある。まだ娘は小さいし、一人遊びのバリエーションも限られているのかもしれない。
(ただ、最近は上にも書いたキッチンが活躍している)

親が相手をしてあげることで1人で遊ぶ以上の刺激を得られているような気はする。

やはり人間が相手だと使う神経なども多いのではないだろうか(勝手な推測)

とにかく親が一緒に遊んであげる、というのはかなり効果があった。

だが、これを実現するには、当然子供のために親自身が沢山の時間を確保して上げる必要がある。

子供につきっきりというわけには行かないだろうから、ここらへんは各々の生活も含め、少し見直す必要がある。

実際のところ、今まで以上に子供のために時間を確保する、というのが今回の施策の中で一番難易度としては高いと思う。

ご飯時は家族で向かい合って食事をするようにする

以前、よく動画を見ていた時間帯の一つが夕食時だった。

どうしても子供のご飯を先に済ませて、我々夫婦はその後にご飯という流れだったが、ご飯時間のずれにより娘が手持ち無沙汰となり、飽き出すので動画を見せてしまっていた。

ここについては、家族皆で食卓で向かい合って食事を摂るように生活スタイルを見直した。
(仕事の都合で私だけ後から一人で食事を摂る日も時折出てしまっているのが現状だが、なるべく夕食時までには仕事を切り上げるようにしている)

食卓で向かい合って食事を摂るのは娘も楽しいようで、このスタイルを取るようになってから動画を見たいと言い出さなくなった。

どうしても日々の忙しさで食事なども効率的に済ませてしまおうと考えがちだったが、こうして皆で食事を摂ることで私や妻も以前よりも家族で食事を摂る幸せを感じられているような気がする。

「家族揃っての食卓」

こう書くと昭和の空気を感じるが、こういうのは現在の家庭にとってもとても大切なものなのかもしれないと感じた次第である。

同じように子供がいる友人と話していると、子供の動画依存については時折話に上がる。やはり皆、同じような悩みを抱いているのだ。
おそらくこれを読んでいる方の中にも同じような悩みを持っている方はいるかと思う。

もしこの文章が少しでも参考になれば幸いである。