at backyard

Color my life with the chaos of trouble.

情報を仕入れるにあたって気をつけていること

今年感じたことをメモがてら書き残しておく。

その情報は信用して良いものか?

今年は情報の信憑性を疑うことが多い一年だった。例えば書籍の情報であっても、都合の良い論文を並べて信憑性があるかのように見せかけているだけの書籍もあったりして、ネット発でも書籍発でも、その情報は信用に足るものであるか?を都度都度確認していく必要があった。

一昔前だと書籍発の情報は信頼感があると勝手に思っていたが、意外とそうでもないかもしれないということに気づいた年でもあった。
(例えば、たまたま本屋で立ち読みしてみたプログラミング初心者向けの書籍の内容が、中身がスカスカで、この内容ではこの本の中で書かれていることは達成できないのではないか?と疑問に思う内容だったりした。その後、Amazonのレビューを覗いてみると、案の定レビューはひどい評価となっていた。)

その情報を信用して良いかを確認するためのステップ

では、情報を仕入れた時に、その情報の信憑性を確かめる際はどうすれば良いか?
自分なりにこれらのフローを踏んで問題なさそうであれば、その情報は信頼することにしている。

  • YouTubeでも書籍でも気になる情報に出会ったと仮定して話を進める
  • まずその情報の評価を見る。YouTubeならコメント欄。書籍ならAmazonレビューや、読書メーターで感想を見る。このタイミングで、情報の信憑性に対して疑問を呈しているようなコメントがないかを確認する
  • 次にその情報に対して、自分自身でネットで検索を行う。一次情報が見つけられれば、それをあたるようにする。一次情報というものが存在しない類の情報でも、なるべくその事柄に近い位置の情報をあたるようにする。
  • またその情報発信者と異なるポジションの人間の情報も見るようにする
  • ここまでやって、特に不可解な点が見つからなければ、一旦その情報は信じることにする。
  • もちろん盲目的に信じるのではなく、常に立ち止まり、本当にその通りなのか?別の可能性はないか?常に考える

だいたいこのようなプロセスを踏むようにしている。

最近も、とあるインフルエンサーが、ある書籍をお勧めしており、私も気になってその書籍を調べてみたところ、都合の良い論文を並べただけの本という意見が目立っており、読む気を無くしてしまった。

電子書籍の普及でついつい勢いで本をポチることも多くなってきたが、なるべくワンクッション置いて判断するようにしたい。

また、YouTubeをはじめとする動画メディアの普及に伴い、最近は、より専門性の高い情報でも気軽に触れられるようになったと思う。専門性の高い情報でも見せ方次第で敷居の低いコンテンツとして成立できるようになったのは、やはりでかい。

そのため、以前よりも様々な情報により気軽に触れられるようになったと思う。だからこそ、無自覚に誤った情報を鵜呑みにしてしまう危険性も増えた。
発信者自身が、情報の誤りに気づいていないと思われるパターンも時折見受けられる。
(こんなこと言っている自分も同じく気をつける必要がある)

気軽に様々な情報に触れられるようになった今だからこそ気をつけていきたいことだ。